

FOOD MANUFACTURER
食品開発に使う原料を、 規格と試作で比較する。
R&Dは配合と工程、品質保証は規格と試験、購買は数量と供給条件を確認します。同じ原料・ロットの資料を共有し、試作の評価と商用の採用条件を分けて判断します。
原料の入口
受け取る形と自社工程
評価する対象
商品・ロット・加工の段階
判断する資料
規格・試験・原材料情報
次の段階
再試作・資料照会・採用検討
自社で行う工程から原料を選ぶ
焙煎する、溶かす、抽出する。自社の設備でどの工程から始めるかによって、必要な原料の形が変わります。
原料採用に必要な資料と評価項目
規格書は商品の仕様、試験結果は特定のサンプルを調べた記録です。試作原料と資料のロット番号を対応させ、自社の受入基準と照らし合わせます。
表は左右にスクロールできます
| 評価項目 | 確認する情報 | 試作・採用への使い方 |
|---|---|---|
| 原料・ロットの識別 | 商品名、コード、ロット、サンプルとの対応 | 資料と試作品が同じ対象を指しているかを揃える |
| 部位・由来 | 使用部位、原材料構成、対象ロットの由来情報 | 原料名だけでは分からない違いを切り分ける |
| 加工の履歴 | 乾燥、焙煎、抽出など対象品の加工情報 | 自社で行う工程と受け取る段階を明確にする |
| 形状・粒度 | 外観、形態、粒度に関する資料と試料 | 計量・投入・抽出・分離に関わる条件を検討する |
| 水分・保管 | 対象品の水分情報、保存条件、包装 | 自社の保管環境と受入条件を照合する |
| 官能・外観 | 風味、色、見た目を評価した条件と時点 | 基準試作品と比較し、加熱前後などの差を記録する |
| 工程での挙動 | 使用量、温度、攪拌、投入順、分離などの観察 | 工程を揃えて比較し、再試作する条件を絞る |
| 必要な試験・受入情報 | 自社基準に必要な項目、方法、対象ロット、発行元 | 資料で確認できる範囲と追加評価が必要な範囲を分ける |
カスカラの部位・加工・形態
乾燥素材を抽出する場合と、粉砕した素材を混ぜる場合では、食感や必要な設備が異なります。名称だけで判断せず、使用部位と加工内容を商品資料で読みます。
表は左右にスクロールできます
| 読む軸 | 具体的に聞きたいこと | 判断につなげる情報 |
|---|---|---|
| 使用部位 | 対象原料に使う部位と、ほかの原材料の有無 | 原材料情報と商品名称が対象品に対応しているか |
| 加工 | 乾燥やその他の加工がどこまで行われているか | 加工情報と自社工程、試作条件の関係 |
| 受け取る形 | 乾燥素材、粉砕品、液体など希望形態との対応 | 実際の供給形態、包装、投入・保管の条件 |
| 必要資料 | 用途に必要な原材料・試験・表示関連情報は何か | 対象品・ロット・版・発行元を特定した資料 |
日本での用途への適合性や表示は、対象原料と最新資料に基づき個別に確認します。
開発・品質保証・購買の確認ポイント
試作の評価は開発担当、採用資料は品質担当、発注条件は購買担当へ。同じ商品情報をもとに、それぞれの疑問を整理します。

R&D|何を変え、何を残すか
味・色・食感など、原料に求める役割を決めます。配合量や加熱条件を一つずつ変え、基準の試作品と比較します。

品質保証|採用に何が必要か
原材料、試験項目、保存条件を自社の受入基準と照合します。追加で必要な資料と試験を分けてまとめます。

購買|試作と発注をどうつなぐか
試作に使った原料と発注品の仕様を照合します。包装単位、使用量、納品先と必要時期をもとに取引条件を相談します。
試作から原料採用まで
配合量、温度、混ぜる順序を記録し、変更した条件が分かるようにします。試作での結果と、商用ロットの受入条件を分けて判断する手順の例です。
詳しい手順を読む
目的と基準を決める
完成品のカテゴリー、原料を加える目的、対象工程、次へ進むための評価項目を定めます。
この段階でまとめること試作の目的と社内評価基準
対象と資料を揃える
原料名・ロットと必要資料を照合し、サンプルの手配条件、試作に必要な情報を確認します。
この段階でまとめること対象サンプルと資料一覧
条件を固定して試す
使用量、温度、投入順、攪拌、評価時点を記録し、変えた条件が分かるように比較します。
この段階でまとめること条件付きの評価記録
再試作と資料待ちを分ける
風味や工程を調整するのか、採用資料を補うのかを切り分け、次の作業と担当を決めます。
この段階でまとめること続行・再評価・保留の理由
商用の対象と照合
試作対象と発注品の違い、受入条件、荷姿・数量・希望時期、変更時の連絡を確認します。
この段階でまとめること採用判断と合意する条件
専門的な試作・検査・開発支援の実施内容、担当、費用は事前に確認します。
不足している判断材料から、相談先を選ぶ
よくあるご質問
機密の配合を開示せずに相談できますか?
初回は完成品のカテゴリー、原料を使う目的、対象工程、必要資料までで構いません。具体的な配合を共有する必要が生じた場合は、相手・目的・範囲を事前に決めます。
規格書や試験結果を依頼できますか?
対象原料と必要な項目、指定書式があればお知らせください。提供可否に加え、商品・ロット・版・発行元を確認します。過去のサンプル記録を現在の発注品の規格には置き換えません。
カスカラを自社製品に使えるか相談できますか?
検討している食品、原料を使う目的、必要な形態と工程をお聞かせください。部位・加工・原材料情報を整理し、必要な資料と自社評価の項目を分けて確認します。用途への適合性は個別の判断になります。
試作が良ければ、そのまま本発注へ進めますか?
試作の対象と商用の対象を照合し、仕様、受入基準、荷姿、数量、納品条件を確認します。違いがある場合は再評価の要否を判断し、資料が不足している場合は保留の理由を明確にします。
LET’S TALK
商品選びから、
お気軽にご相談ください。
完成品のカテゴリー、原料を使う目的、対象工程、候補原料、必要資料、試作の段階をお聞かせください。初回は機密の配合情報を記載せずにご相談いただけます。

ご相談の準備
用途、ご希望の商品やサービス、必要な数量と時期をお聞かせください。
数量や仕様が未定でも構いません。専用のお問い合わせページで、ご相談内容をご入力いただけます。
お問い合わせへ進む相談前のチェックリスト(PDF)
