原料と試作用の器具を並べたテーブル

FOOD MANUFACTURER

食品開発に使う原料を、 規格と試作で比較する。

R&Dは配合と工程、品質保証は規格と試験、購買は数量と供給条件を確認します。同じ原料・ロットの資料を共有し、試作の評価と商用の採用条件を分けて判断します。

原料の入口

受け取る形と自社工程

評価する対象

商品・ロット・加工の段階

判断する資料

規格・試験・原材料情報

次の段階

再試作・資料照会・採用検討

自社で行う工程から原料を選ぶ

焙煎する、溶かす、抽出する。自社の設備でどの工程から始めるかによって、必要な原料の形が変わります。

ボウルに入った焙煎前のコーヒー豆

生豆|焙煎から設計する

自社で焙煎するための原料です。試験焙煎と抽出を行い、目指す風味に合わせて候補ロットを比較します。

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インスタントコーヒーの顆粒とカップ

インスタント|溶かす工程から考える

抽出済みのコーヒーを乾燥させた原料です。投入温度と混ぜる順序を決め、完成品の香りと溶け残りを見ます。

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容器に入った乾燥カスカラの素材イメージ

カスカラ|部位と加工から読む

果皮・果肉を使う素材です。飲料へ抽出するのか、食品に配合するのかを決め、必要な形態と粒度から相談します。

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原料採用に必要な資料と評価項目

規格書は商品の仕様、試験結果は特定のサンプルを調べた記録です。試作原料と資料のロット番号を対応させ、自社の受入基準と照らし合わせます。

表は左右にスクロールできます

原料採用に必要な資料と評価項目
評価項目確認する情報試作・採用への使い方
原料・ロットの識別商品名、コード、ロット、サンプルとの対応資料と試作品が同じ対象を指しているかを揃える
部位・由来使用部位、原材料構成、対象ロットの由来情報原料名だけでは分からない違いを切り分ける
加工の履歴乾燥、焙煎、抽出など対象品の加工情報自社で行う工程と受け取る段階を明確にする
形状・粒度外観、形態、粒度に関する資料と試料計量・投入・抽出・分離に関わる条件を検討する
水分・保管対象品の水分情報、保存条件、包装自社の保管環境と受入条件を照合する
官能・外観風味、色、見た目を評価した条件と時点基準試作品と比較し、加熱前後などの差を記録する
工程での挙動使用量、温度、攪拌、投入順、分離などの観察工程を揃えて比較し、再試作する条件を絞る
必要な試験・受入情報自社基準に必要な項目、方法、対象ロット、発行元資料で確認できる範囲と追加評価が必要な範囲を分ける

カスカラの部位・加工・形態

乾燥素材を抽出する場合と、粉砕した素材を混ぜる場合では、食感や必要な設備が異なります。名称だけで判断せず、使用部位と加工内容を商品資料で読みます。

表は左右にスクロールできます

カスカラの部位・加工・形態
読む軸具体的に聞きたいこと判断につなげる情報
使用部位対象原料に使う部位と、ほかの原材料の有無原材料情報と商品名称が対象品に対応しているか
加工乾燥やその他の加工がどこまで行われているか加工情報と自社工程、試作条件の関係
受け取る形乾燥素材、粉砕品、液体など希望形態との対応実際の供給形態、包装、投入・保管の条件
必要資料用途に必要な原材料・試験・表示関連情報は何か対象品・ロット・版・発行元を特定した資料

日本での用途への適合性や表示は、対象原料と最新資料に基づき個別に確認します。

開発・品質保証・購買の確認ポイント

試作の評価は開発担当、採用資料は品質担当、発注条件は購買担当へ。同じ商品情報をもとに、それぞれの疑問を整理します。

試作を検討する原料と器具

R&D|何を変え、何を残すか

味・色・食感など、原料に求める役割を決めます。配合量や加熱条件を一つずつ変え、基準の試作品と比較します。

商品資料を整理するための紙とファイル

品質保証|採用に何が必要か

原材料、試験項目、保存条件を自社の受入基準と照合します。追加で必要な資料と試験を分けてまとめます。

荷姿を検討する無地の箱と包装

購買|試作と発注をどうつなぐか

試作に使った原料と発注品の仕様を照合します。包装単位、使用量、納品先と必要時期をもとに取引条件を相談します。

試作から原料採用まで

配合量、温度、混ぜる順序を記録し、変更した条件が分かるようにします。試作での結果と、商用ロットの受入条件を分けて判断する手順の例です。

詳しい手順を読む
  1. 目的と基準を決める

    完成品のカテゴリー、原料を加える目的、対象工程、次へ進むための評価項目を定めます。

    この段階でまとめること

    試作の目的と社内評価基準

  2. 対象と資料を揃える

    原料名・ロットと必要資料を照合し、サンプルの手配条件、試作に必要な情報を確認します。

    この段階でまとめること

    対象サンプルと資料一覧

  3. 条件を固定して試す

    使用量、温度、投入順、攪拌、評価時点を記録し、変えた条件が分かるように比較します。

    この段階でまとめること

    条件付きの評価記録

  4. 再試作と資料待ちを分ける

    風味や工程を調整するのか、採用資料を補うのかを切り分け、次の作業と担当を決めます。

    この段階でまとめること

    続行・再評価・保留の理由

  5. 商用の対象と照合

    試作対象と発注品の違い、受入条件、荷姿・数量・希望時期、変更時の連絡を確認します。

    この段階でまとめること

    採用判断と合意する条件

専門的な試作・検査・開発支援の実施内容、担当、費用は事前に確認します。

不足している判断材料から、相談先を選ぶ

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規格・仕様の読み方

原材料、対象商品、版、試験資料の範囲を照合したいときに。必要項目と用途を整理できます。

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商品開発の相談

完成品の狙いや試作で確かめたいことから考えたいときに。作業と役割の範囲を相談します。

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調達先の探索

必要な原料条件が決まっていて、候補情報を比べたいときに。必須条件と希望条件を分けて準備します。

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よくあるご質問

機密の配合を開示せずに相談できますか?

初回は完成品のカテゴリー、原料を使う目的、対象工程、必要資料までで構いません。具体的な配合を共有する必要が生じた場合は、相手・目的・範囲を事前に決めます。

規格書や試験結果を依頼できますか?

対象原料と必要な項目、指定書式があればお知らせください。提供可否に加え、商品・ロット・版・発行元を確認します。過去のサンプル記録を現在の発注品の規格には置き換えません。

カスカラを自社製品に使えるか相談できますか?

検討している食品、原料を使う目的、必要な形態と工程をお聞かせください。部位・加工・原材料情報を整理し、必要な資料と自社評価の項目を分けて確認します。用途への適合性は個別の判断になります。

試作が良ければ、そのまま本発注へ進めますか?

試作の対象と商用の対象を照合し、仕様、受入基準、荷姿、数量、納品条件を確認します。違いがある場合は再評価の要否を判断し、資料が不足している場合は保留の理由を明確にします。

LET’S TALK

商品選びから、
お気軽にご相談ください。

完成品のカテゴリー、原料を使う目的、対象工程、候補原料、必要資料、試作の段階をお聞かせください。初回は機密の配合情報を記載せずにご相談いただけます。

原料と試作用の器具を並べたテーブル

ご相談の準備

用途、ご希望の商品やサービス、必要な数量と時期をお聞かせください。

数量や仕様が未定でも構いません。専用のお問い合わせページで、ご相談内容をご入力いただけます。

お問い合わせへ進む相談前のチェックリスト(PDF)