コーヒーの実を、豆だけで終わらせない。
コーヒーの実には、豆として使う種子のほかに、皮や果肉があります。この外側の部分に由来するカスカラを、お茶やシロップ、食品原料として生かす。それがL&Kの商品づくりで考えている可能性の一つです。
国際コーヒー機関のCoffee Development Report 2022–23も、コーヒーの副産物を新たな用途に使う考え方を取り上げています。こうした素材活用は、農産物を違う角度から見直すきっかけになります。
詳しい判断ポイントを読む
大切なのは、実際に使いたくなる商品にすることです。味や使い勝手、保管、包装まで考え、使う人の現場に合う形を探します。カスカラを使うこと自体が、環境負荷の低減を証明するわけではありません。
環境への効果は、実際の変化から考える。
素材を活用したことと、廃棄物が減ったことは、別々に確かめる必要があります。効果を伝えるには、何と比べ、どの期間に、どれだけ変わったのかが分かる記録を使います。
包装も同じです。材料を減らすだけでなく、商品を守れるか、保管中や使用時のロスが増えないかを合わせて考えます。一面だけで決めず、商品を使い切るまでを見ることが大切です。
詳しい判断ポイントを読む
下の表は、そのための考え方をまとめたものです。L&K商品の削減率や環境優位性を示す実績表ではありません。現在ご紹介しているのは、素材を生かす方針と、商品づくりで考えたい項目です。
| 見る観点 | 活動を説明する情報 | 効果を説明するために必要な情報 |
|---|---|---|
| 原料の活用 | 何を、どの用途へ使ったか | 従来の用途、対象量、比較の範囲 |
| 包装 | 材料と使用する単位 | 保護・保管・使用時ロスを含む条件 |
| 生産者との取引 | 当事者と対象の取引 | 支払いや条件の記録、評価する期間 |
| 輸送 | 経路、数量、荷姿 | 比較条件と算定の対象範囲 |
作り手との関係を、長く考える。
原料を継続して使うには、作り手と買い手が求める品質や取引条件を伝え合うことが大切です。誰が栽培や加工を担い、変更があったときに誰へ連絡するか。日々のやり取りを具体的に考えることから始まります。
L&Kは農家からの原料調達を事業の出発点にしています。ただし、その事実だけで農家の所得向上や公正取引の効果を表すことはできません。社会的な効果を伝える場合は、取引や支払いに関する記録と評価期間が必要です。
詳しい判断ポイントを読む
生産者の物語を売場や社内で紹介するときも、元の説明と掲載許可を引き継いでください。実際の仕事や関係を丁寧に伝えることが、作り手への理解につながります。
使い切れる量と、続けられる使い方を。
飲食店・ホテルでは、日々の提供量と開封後の扱いから商品の量を考えます。小売では保管や補充、食品メーカーでは追加される工程や管理作業まで見ます。理念への共感とともに、現場で無理なく使えるかも大切です。
包装を選ぶときは、誰が開け、何回で使い、どこに保管するかを具体的にしてみてください。見た目だけで決めるよりも、お店や工場に合う大きさや形を相談しやすくなります。保存方法は商品ごとの案内に従ってください。
詳しい判断ポイントを読む
カスカラを使う新商品や、自社ブランドでの展開に関心があれば、アイデアからご相談ください。OEM/ODM、商品開発、輸入、調達先探索の窓口から、いま必要な相談を選べます。
RELATED PAGES
あわせて読みたいページ
LET’S TALK
